第2回理論免疫学ワークショップ
概要
日時
2018年2月2日13:00〜2018年2月3日17:00
場所
富山県民共生センターサンフォルテ研修室307
使用言語
日本語
懇親会
だるま亭(富山県富山市宝町2-2-13)
オーガナイザー
岩波翔也
九州大学大学院システム生命科学府(数理生物学研究室)
開催趣旨
現在の免疫学は生化学、分子生物学、細胞生物学などの手法を取り入れながら発展し、細胞や分子の個々の働きに関する知見が深まっている。その中で、免疫学における数理生物学やシステム生物学の発展は、本格的な免疫システムの解明に寄与し得ると考えられる。また、免疫学はウイルス感染、がん、骨関連疾患のような様々な疾患への関連も知られており、免疫学における理論研究は、臨床医学への応用も求められる。
本ワークショップは、数理科学、定量生物学、数理生物学などにおけるモデル化、定量化を行う、幅広い研究者の方々をお招きし講演いただく。免疫学における数理的アプローチは他の分野で発展したものも多く、理論生物学に携わる方にとっても、非常に有益なワークショップになると考えられる。さらに、実証研究を行う研究者を招待し講演を行っていただくことで、実験・理論双方の最新技術が融合するような研究の創出にも貢献できることが期待できる。
プログラム
講演者
石川 哲朗
理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム
岩波 翔也
九州大学大学院 システム生命科学府
金子 和正
東京大学大学院 工学系研究科
川上 英良
理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム
熊谷 雄太郎
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター
五島 祐樹
理化学研究所 医化学イノベーションハブ推進プログラム
小林 徹也
東京大学 生産技術研究所
佐々木 顕
総合研究大学院大学 先導科学研究科
中岡 慎治
さきがけ研究者 (東京大学生産技術研究所)
中林 潤
横浜市立大学 先端医科学研究センター
野下 浩司
さきがけ研究者(東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻)
原 朱音
九州大学大学院 システム生命科学府
東別府 真愛
九州大学理学部生物学科
山口 智之
野崎徳洲会病院附属研究所免疫システム研究部
招待講演者
(実証研究)
鎌倉 昌樹
富山県立大学 工学部生物工学科
篠原 正浩
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科
山本 玲
Institute for Stem Cell Biology and Regenerative Medicine, Stanford University School of Medicine
(50音順)
事前参加登録
第2回理論免疫学ワークショップは終了しました。
アクセス
ワークショップ会場
富山県民共生センターサンフォルテ 研修室307
〒930-0805 富山県富山市湊入船町6-7
TEL:076-432-4500 FAX:076-432-5525
懇親会会場
だるま亭
〒930-0007 富山県富山市宝町2-2-13
共催
研究種目:基盤研究(B)
審査区分:特設領域
研究分野:構成的システム生物学
研究代表者:小林 徹也(東京大学生産技術研究所)
研究課題名:免疫恒常性の定量生物学
研究種目:基盤研究(B)
審査区分:特設領域
研究分野:複雑系疾病論
研究代表者:野田岳志(京都大学)
研究分担者:岩見真吾(九州大学)
研究課題名:システムウイルス感染症学:感染ダイナミズムに基づいた病態機構の解明
研究種目:基盤研究(C)
審査区分:特設領域
研究分野:複雑系疾病論
研究代表者:川上英良(理化学研究所)
研究課題名:生命システムの破綻にひそむ秩序を解明する
研究種目:基盤研究(C)
審査区分:特設領域
研究分野:構成的システム生物学
研究代表者:中岡慎治(東京大学生産技術研究所)
研究分担者:川上英良(理化学研究所)
研究課題名:出芽酵母の人工進化系構築 −生命の適応的機能創出をデザインする−
研究種目:基盤研究(C)
審査区分:一般
研究分野:数学基礎・応用数学
研究代表者:中岡慎治(東京大学生産技術研究所)
研究課題名:階層フィードバックを考慮したマルチスケール数理モデルと疾患力学系の解析
セコム特定領域研究助成
多階層医学プラットフォーム構築のための基盤技術開発
代表:川上英良(理化学研究所)
研究課題名:予防・個別医療に向けた時系列マルチモーダルデータに基づく状態遷移予測モデル構築
住友電工グループ社会貢献基金
学術研究助成
代表:岩見真吾(九州大学)
研究課題名:老化関連疾患のメカニズムを解明する造血幹細胞エイジングの数理生物学研究